「いい足 いいあした」担当の細川です。
前回「だから大きい靴を選んでしまう1」の続き
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前回は図の真ん中までいきました。
あとは右半分です。
下記クリックで拡大
足と靴の横幅が合っていない!
その場合も靴を「小さい、窮屈」だと感じます。
でも横幅が合わないことに気づいていないので、
「縦」を大きくしてしまうんです。
「そんな単純なものか!?」と思うかもしれませんが、
そんな単純なことが意外にわからないんです。
なぜかというと日本は「靴を履く」ということを
学ぶ、教わる機会がほとんどないからです。
学ばない、知らないから雑にならざるを得ないんです。
なお「男の意地」は縦幅をより大きめにさせます!
サバ読みサイズにさせがちになるんです。
横が合っていないだけなのに縦を大きくする。
そうすると足は靴のなかで動きまくります。
靴の機能も発揮されず負担が余計にかかります。
結果としてあまり歩いてもいない(1時間とか)で
「足が疲れる」⇒「足が痛くなる」
のコンボが毎日のように訪れたりするのです。
ずーっと続けるとそれこそ年々ひどくなります。
「歩く」ことがついてまわる仕事なら、
苦痛があること前提で仕事をしている状態。
余計な物を背負ってベストを出しにかかるんです。
世界のボルトでも20kgも余計なもの背負えば
そこそこ早い人にも負けるでしょう。
「その苦痛はとれるんもんだから…
はやめに取ってもっと楽にベスト狙えば?」
って思ったところで本人は気づけません。
知らないものは頭に浮かぶはずはありません。
さて最後は一番右の重要部分
足が痛いのは「靴が窮屈だからだ!」
だから「足が入りやすい靴を選ぼう!」
という大いなる勘違いへと発展します。
特にご年配になればなるほど
足の痛みから「靴を大きくする傾向」
があるのでは?と身近なことから思います。
履くのも面倒だし足も痛いから、
「玄関での靴の履きやすさだけ」で選ぶ。
そんな傾向と言えるのかもしれません。
大きいサイズはスポッと足が入りますよね?
玄関口で履きやすい!
履きやすいのは歩きやすい!
それって本当ですか?
スポッと足が入るんだから…
スポッと脱げるんです。
いろんな理由があり一概に言えませんが、
足が疲れるや痛いというのは
足と靴のサイズが合っていない
から発生している場合もあります。
少なくとも私の経験はこれでした。
だからこの内容を長々とかけるんです。
「履きやすさ」は
「玄関ですぐ履ける靴」ではない!
「自分の足に合う快適に歩ける靴」だ!
と、自分に合う靴をはいてから本当に実感しました。
さて、まとめると
①間違えたサイズの靴を選び、
②足の痛みを年々積み重ねたことで、
③玄関だけで履きやすい靴を選ぶ勘違いをおこし、
④さらにサイズの合わない大きな靴を選び、
⑤ますます足に負担をかけていく
という悪循環へと入るのです。
それが上記の図になります。
ようやくゴールで、これが私の経験です。
足育講座や足計測、そして美骨ウォーキングは、
けっして子どもや女性だけのものでもありません。
男性やご年配の方もふくめてみな関係があるんです。
私は男性やご年配の方に来て頂ければとも思っています。
足を測る機会も少なく、知る場所もほとんどなかった。
だから足がすぐ疲れたり、痛くて悩んでいる人が
たくさん隠れているのでは?と思っているんです。
今回の「いい足いいあした」が、
自分の足をほとんど測ったことがなかったり、
足のことをどこに聞けばいいかわからず悩んでいる
男性やご年配の方たちの
ひとつのきっかけになればと切に思っています。
前回も書きましたが
「知識が無い」と気づかない。
「知識が有って」も「意識が無い」と意味がない。
「意識が有って」も「行動が無い」なら、
間違えている場合は間違えたまま変わらない。
「知識」「意識」「行動」どれが欠けても
自分の足にあった靴を選ぶのはむずかしいんです。
だから、
大人もこどもも。
おにいさんもおねえさんも。
パパもママも。
おじいちゃんにおばあちゃんも。
み ~~~んなまとめて!
いちど足育講座や足計測をしてみませんか?
きょうも来ていただいてありがとうございます!
【記事を書いている人】細川浩章