「爪の切り方講座」について考えてみる②

いい足いいあした 担当の細川です

さて前回は、

爪の役割について調べて、

歩くにも走るにも

爪」という

「力を受ける壁」は

めっちゃ大事!

ということがわかりました。

今回はそんな爪に対して

「爪切りがどう大事なのか?」

を私の経験も交えて

お伝えできればと思います。

 

これもそもそもの話ですが、

「爪切り」を意識したことありますか?

私は安藤から教えてもらうまで

意識したことありません。

学校でも習いません。

親がしている様子を見て、

とりあえず切っていました。

もちろんその親も、

爪切りは習っていません。

「伸びたから切る」

という単純なもので、

「意識する機会も場面も無い」

というのが当たり前だと思います。

さてここで、

「伸びたからとりあえず切る」

ということがそんなにまずいのか?

について考えていきます。

 

【ただなんとなく…はどんなコトでもまずい】

どんなコトでも、

「ただなんとなく行ってしまう」のは

まずいことだと知っているはずです。

例えば…

伸びた「髪」をなんとなくで

いきなり自分で切りますか?

なんにも考えず思うがままに、

自分でハサミを入れないですよね。

少なくともイメージや理想を持って、

意識しながら切るはずです。

でもそれよりも、

髪を切る知識と技術を持つ

美容師や理容師にまかせますよね?

髪が見た目にはもちろん、

人からの評価に影響を及ぼすことを

知っているからです。

ただなんとなく切る

ということはしていません。

「肌」もなんとなく手入れ…しませんよね?

いろんな物を使いちゃんとケアしますよね。

今や男性もケアする時代です。

髭剃りで毎日ダメージもあります。

多少の肌の強弱はあれど、

男性だろうと女性だろうと

「人」である限りはケアをしないと

肌が荒れるのは当たり前です。

でも男性は意識してないだけ。

いえ、その前に知識がないんです…

知識が無いんだから

意識しようも想像しようもありません。

トラブってても気づかないんです…

肌も、歯も、内臓も、もちろん足も!

どんなことでも正しく知識を持ち、

その知識にもとづいたイメージを持ち、

ケアや手入れをすることが大事です。

スポーツだって!

何も考えずなんとなく練習するのと、

知識とイメージをもちながら練習するのでは、

同じ練習をしていても雲泥の差が出ます。

同じコトをしていても差が出るのは、

正しい知識を持ち、

知識から理想のイメージを生み、

意識しながら「コト」を続けているか?

毎日の「小さなコト」の積み重ねが

「大きな差」=「大事(オオゴト)」

になっていきます。

料理もそうですよね…

なぜこんな味付けが出来るんだ…

ってのは知識も意識もなく、

なんとなくで作るからです。

 

なんとなくは何でもまずい

ということをイヤというほど

私たちは既に知っているはずなのです。

でも知ってはいても、

知識が無い物については、

そもそも意識のしようがない。

そして知識がなくて

「ただなんとなく行っているコト」

は実は世の中にごろごろあって、

プロから見たら、

「なんでそんなことになってるの?」

というおそまつな状態だったとしても、

気づかず放置されたまま。

そんな状態である自分に「気づき」、

抜け出すための一歩が、

今回の爪切り講座の役割

だと思うんです。

 

【爪はなんとなく…でどうなる?】

爪の場合はなんとなく…

で済ますとトラブルが発生します。

爪が変形してしまったり、

皮膚に食い込んで痛みだしたり、

靴に圧迫され歩けない程痛かったり、

化膿することだってあります。

私の経験ですが、

小さいときに巻き爪がひどくなり、

激しいスポーツで皮膚に余計に食い込み、

最終的に歩くのも嫌なぐらい、

親指の端(巻き爪が当たる)部分が

赤黒くなって膿んだことがあります…

こんな感じ…(引用:日本整形外科学会HPより)

巻き爪になり始めたとき、

「巻いた部分を切れば大丈夫!」という

知識もない「なんとなくの対処」が、

余計に巻き爪をひどくしたんだ…

と今ならわかるのですが、

今のように知識を持つ人も、

グーグル先生もいない昭和時代!

ましてやその当時私は子ども!

ただひたすら間違えた爪切りをしてました。

おかげで最終的には病院に行き、

膿を治さなければいけなくなりました。

その後何度も症状と痛みを繰り返し、

そのたびに嫌な思いをしたし、

痛みで激しい動きが出来ません。

プロのスポーツ選手を目指すなら、

致命的な状態です。

痛んだら炎症や化膿を治す

という対処療法を繰り返し、

根本的な問題である巻き爪は、

間違った対処を続けたためか

巻いた状態が酷くなり、

対処を教わるつい最近まで、

治ることなくきていました。

そんな状態が…

正しい爪切りを続けたことで、

巻き爪はほぼなくなったのです。

 

【爪切りを覚えておくことで】

私は爪で嫌な思いをしました。

そんな私が思う事は、

「爪の切り方」を

周りで知っている人がいれば、

悩まずに済んだという事です。

いきなり他人任せな!けしからん!

自分のことは自分でしろ!

と言うのは簡単なのですが、

大人でも知らんものは知らんのです。

現に私は最近(知る)まで、

自分ではどうにも出来ませんでした。

ましてや全てのコトを知るなんてのは

アインシュタインでも不可能なのです。

 

そんななか、

今や経験した私ができるコトは、

「爪の切り方を学んでみようかな?」

と思う人を増やして正しい知識を広め、

周りで爪で悩んでいる人へも

なにか良い影響を与えられる人が

少しでも増えれば良いな…と思い

こんな記事を書いています。

もちろん爪切りは、

自分のため!

が一番でいいんです。

でももう一つ、

何も知らない周りの人のため!

両親、ご家族、お友達 etc

のタメにもなるのが

稲葉先生の「爪切り講座」

なんですよ、これが。

一石二鳥どころか、

周りからも「ありがとーー」って

言われちゃう?!かもしれない

「爪切り講座」

きっと、

聞いてよかった!

と思ってもらえると思います。

きょうも来ていただいて

ありがとうございます!

【記事を書いている人】細川浩章

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